心の椅子

精神的支えのことを「心の椅子」と呼んでいます。思わぬ体調不良の予防に役立つと思い、このブログを立ち上げました。

人生の振り返り

人生万事塞翁が馬

2011年は自分にとって運命が大きく動いた大きな年だった。休職退職し実家に戻り療養したいたものの、うつ病に苦しんでいた。そのときはあまり気づかなかったが、自分の家族は機能不全家族でとてもストレスの大きなものだった。そこに居ては、休養もままなな…

大学職員として

大学では図書館職員の仕事をした。カウンターに立ち貸出返却配架の業務をした。留学生相手に簡単な英語で応対することもあった。心機一転また頑張ろうと思った。同期も寮に4-5人いて、一緒に遊びに行ったり、合コンに行ったこともあった。体調不良を起こして…

公務員試験

その後、実家に戻り、身分の安定した公務員試験を受けようと思い、公務員試験の学校に通った。化学系で国家Ⅰ種も受けようと思っていたのであれば、大手の学校に行けばよかったのだが、たまたま広告に載っていた学校にしてしまった。そこは技術職ではなく総合…

就職と終戦記念日

傷心の修論発表後ひきこもり生活をしていた。内定をもらっていた会社に行けるかどうかさえ自信がなかった。入社式に行き、片田舎の工場で一年間研修を受けることになった。研修とは言え、人手不足の現場の応援の意味合いもあった。 なんとか頑張って、やり直…

研究室時代

実験系の研究室に入った。研究機器には触ることなく、院試の勉強をしてくださいというスタンスだった。院試を受けない人にとっては、何の制約もないことになり、就職活動に専念する人もいれば、自分の道を探すという人もいた。私は就職する気にもなれなかっ…

K君のこと

大学では友達がほとんどできなかったのだが、囲碁部でK君というすごい友達と出会えたことは、私の人生の宝物になっている。高校は別のところだったが、一度高校の大会で会っていた。とにかく個性的な奴だった。『風の谷のナウシカ』のワンシーンをそっくり暗…

大学時代ー囲碁部編

入学して、囲碁部に入部した。高校も囲碁部だったので、自然ななりゆきだった。入学式後の茶話会に来ていた一つ上の先輩がちょうど囲碁部員だったので、そのまま入部となった。囲碁というゲームに夢中になっていたし、手狭な部室もそれはそれで親密な空間だ…

大学生活ー学問編

高校時代、歴史や地理や生物といった暗記科目は苦手だった。短期記憶力が弱くて、意味記憶に結びつかないと、あっという間に忘れてしまうのだ。試験前に一夜漬けしてなんとか対応するが、試験後にはすぐに忘れていく。また、面白みを今ひとつ感じられなかっ…

カテゴリー「人生の振り返り」の目次

時系列順には書いてこなかったカテゴリー「人生の振り返り」の記事に目次を付け、リンクを貼りました。 (小学校ー大学入学) heartfulchair.hatenablog.com (大学での不調ー就職) heartfulchair.hatenablog.com (休職時) heartfulchair.hatenablog.com …

未だにつかめない、種火を見出す

大それたことをしたいわけでもないのだが、未だにつかめない。 何がつかめていないのかもわからず、言語化できていない。ぼやっとしたイメージが浮かんでは消えていく。 何かを成し遂げて、何者かになりたいとは思うのだけれど。しかし、50近く生きてきて、…

羅針盤を見失って

大学に入る前は、「第一志望を目指す」という明確な目標が羅針盤となってくれた。そこを目指せば良く、学力もそれなりにあった。進学校の高校で、宿題の質量ともにハードだったが適応できて、自分としては楽な生き方ができた。しかし、大学入学後は、羅針盤…

シンデレラ・メソッド

3年半前、精神保健福祉士の資格を取るために夜間の専門学校に通学することにした。今までのグループホームの世話人の仕事は、少し日数を減らしてもらったが、辞めずに続けることにした。17時に退勤し、授業は18時20分始まり。専門学校のエレベーターで上ると…

【さみしさの研究7】大学時代のもがき

私の生まれ育った家庭環境は常にストレスフルだった。平穏な時間だと思っても、家族の誰かによって乱されて台無しにされることが常だった。思春期は特につらかったけれど、勉強することは、私にとってストレス発散であり、心の平穏を保つためにはとても大き…

私の職歴

大学卒業後就職した材料メーカーでは、工場勤務だった。月に150時間の残業枠を労働組合に話をつけてあると言われた。実際はそこまで行くことはないが、休日出勤や朝夕の残業で疲弊した。おまけに、年配の交替勤の方も管理しないといけないで、あっという間に…

囲碁部の同期K君のこと

大学の囲碁部の話の続き。 K君という同期がいた。最初は、彼とはライバルになりそうと思っていたが、すぐにこちらが二子や三子を置くぐらいの実力差であることが分かった。彼はものすごく社交的で、あっという間に先輩とも馴染んでいった。引っ込み思案の私…

後輩に追い抜かれた話

私は高校大学と囲碁部に所属していた。 子供の時ルールは教えてもらったけれど、受験勉強もあって、高校に入るまでは遠ざかっていた。本当は将棋部があればいいなと思っていたが、無かったので囲碁部に入部した。何も部活しないのも味気ないと思ったからだ。…

就職活動

専門学校での学生生活も思いがけなく順調に行った。入学前は、やはり体力面・精神面が不安だった。ちょっとしたことから調子を崩し、休みが続いてしまうかも知れない。不安は確かにあった。入学前、かなり安定してきたとはいえ、突発的に調子を崩し、グルー…

資格、専門学校

さて、グループホームの世話人(非常勤職員)を4年ほどして、午前勤務も1年以上はしていた。スピーチ活動も1年度に4回こなせました。自信が回復してきたのを実感しました。なんとか、正職員の仕事ができないかと思いました。以前なら夢物語だったかもしれ…

スピーチ活動

ある年度、講演とまで行かないが、スピーチの依頼が4回来た時があった。こういうありがたい申し出はできるだけ断らないことにしている。 1回目はこちらが話している時に、最前列の方がスマホを一生懸命いじっているのに心が折れそうになって、話に集中できな…

重い歯車がようやく動き出すとき

今の自分は、なかなかないリカバリーをしたと自負している。被災したわけではないが、東日本大震災の前後がいちばんつらかった。いろんなことが重なって、どん底だった。その時を知る人が、ここまでのリカバリーを成し遂げたことを見たら、きっと驚かれるだ…

複雑から単純へ

青春期からとても悩んでいた。本当の気持ち、純粋な気持ちというのが果たしてあるのかだろうか?何か楽しいことがあっても、それを素直に楽しんでいいのか悩んでしまう屈折したところがあった。腑に落ちる直前で、いつも考えてしまう。つらかった。相手が笑…

学校の話

小学校の時、トロいキャラで、よく同級生にからかわれた。 肩をトントンとされて、振り返ると誰もいなかった。 運動も音楽も芸術系は全然ダメだった。 算数だけは得意だった。 中学校に入ってから、進学塾に入り、数学の成績が伸びていった。 英語も成績が良…

10年前の椅子の足

10年前の今頃、私は休職していました。時間が余ってしまい、今までしなかったテレビゲームでもしようかと思いました。中学生ぐらいまではファミコンをしてましたが、それ以降は遠ざかっていました。 まず、ニンテンドーDSを買いました。脳トレが、うつで衰え…

大学時代

高校は受験勉強でとても忙しかったです。でも、充実していたとも思います。 勉強のかいあって、自分で言うのも恥ずかしいですが、一流大学に合格しました。 しかし、大学では、部活に打ち込みすぎて、勉学がおろそかになりました。 また、コミュニケーション…