2019-01-01から1年間の記事一覧
大学卒業後就職した材料メーカーでは、工場勤務だった。月に150時間の残業枠を労働組合に話をつけてあると言われた。実際はそこまで行くことはないが、休日出勤や朝夕の残業で疲弊した。おまけに、年配の交替勤の方も管理しないといけないで、あっという間に…
人との出会いはとても不思議なのもので、ふとした出会いがとても大きいつながりになったりする。でも、つなごうという意思がなければすぐに切れてしまうものでもある。 ある時、高校の友人O君たち3人と飲んでいたとき、O君から文章を見てほしいと手渡された…
他者とコミュニケーションしたいけれど、その仕方が分からなかった。最初の一歩を踏み出す勇気がなかった。人と話したいけれど、緊張したり赤面したりで長続きしない。変な奴と思われていただろうし、意識するとさらにおかしくなって…大学卒業後、仕事が長続…
当事者研究好きが高じて、いつしかファシリテーターを目指し、当事者研究を自分の支援スキルの中核としたいと思うようになりました。しかし、ハードルがありました。WRAPのような認定ファシリテーター制度がなく、講習もないのです。さて、私はどうやってフ…
昨日は、高校時代の友人・・・、というか、ご一家を訪問して、歓待してもらいました。 友人と飲む時、彼の父が書いた「宇宙138億年の物語」という8ページの文章を持ってきたのです。まだ幼い孫娘(友人にとっては、お姉さんの娘)が、将来13歳になったときに…
昨夜は、某訪問看護ステーションの当事者研究に参加してきました。 「そもそも、苦労ってなんだろう?」という一人の参加者の問いかけから、「手放したつもりがいつのまにか戻ってくるヨーヨーみたいな感じだろうか?」という話になり、とても盛り上がりまし…
本日、大学院生向けにお話してきました。 前の職場でお世話になったPSW Iさんの出張講義にゲストスピーカーとして当事者談を依頼されたのです。 これから社会に出ていかれれる方たちです。私の体験がどの程度伝わったか分かりませんが、少しでも精神障害のこ…
昨晩、「生きづらいでしたか?」という当事者研究のコミックエッセイを出された細川貂々さんのトークイベントに行ってきました。 そーねの一ノ瀬さん、僧侶の釈先生の三人でトークされ、編集者の方が司会されていました。 よそ行きの言葉でない地に足のつい…
大学生からの付き合いで結婚し、婿養子として妻の実家が営む銭湯の仕事をする夫。幸せな夫婦と周囲から思われ、妻もそうだと感じていたが、組合の旅行先で夫は蒸発。呆然と過ごす妻に、釜炊きの男がやってくるというのがあらすじだ。登場人物一人一人の言葉…
今年1月のバリバラ「生活笑百科」で、障害者就労のオープン・クローズ問題が取り上げられた。 障害をクローズにして働いていたが、1ヶ月を過ぎた頃から体調を崩し、早退が増えていった。そんな時、上司から「あなたはクビです」と、いきなりの解雇宣告された…
今日は、大阪土居駅近くの支援者当事者研究に行って参りました。北海道浦河町の方、静岡の方などともzoomで繋がりながら進行されました。 その会は8回目になるのだそうですが、今回はじめて、お約束が3つ書かれた紙が配られました。 その中に、「ひとりひと…
番組では明示していないが、発達障害の疑いのある級友を心配する女の子が主人公。 最後の方で、「自分の取扱説明書」を書いて、みんなに知ってもらうという話に。よくあるけれど、特性を他人に見せることを強要することにならなければいいがと私は複雑な思い…
入職して早一年。思うように仕事がこなせず、注意を受けることもしばしばで、精神保健福祉士の理想と現実の間で悩む。 でも、風邪以外で体調不良の有休行使はなかったので、ひとまず出勤を続けられるだけでもホメて良いような気がしてきた。
今日、障害者就労のシンポジウムに行き、「こころの元気+」2018年6月号を頂きました。 特集は自己決定、その中に自己決定の失敗談があり、以下のように書かれている。 「失敗する権利もありますし、自己決定は大切です。」と。 全くその通りだと思う。私がJ…
博士課程を出た臨床心理士の沖縄の精神科デイケアでの悪戦苦闘記。ほろ苦い青春小説と思いきや最終章では思わぬ展開に。 癒やす場が傷つける場にもなりうる。入れ替わりの激しい支援者で成り立つデイケアで本当にいいのか? 所々でちゃんと手綱を締めて、ケ…
今年の支援者としての目標は、「無責任を試みる」です。責任感を持った瞬間、支援がつまらなくなると思うのです。責任に縛られるのではなく、完全な無責任でもない第三の道を探したいと思います。
「B面談義」の最新回です。 千原ジュニアさんのファシリテーションいいなあ。人を貶す笑いじゃないところがいい。 障害との向かい合い方は、各出演者の本音も滲んで、私もちょっとうるっとくるものがありました。