心の椅子

精神的支えのことを「心の椅子」と呼んでいます。思わぬ体調不良の予防に役立つと思い、このブログを立ち上げました。

私の職歴

大学卒業後就職した材料メーカーでは、工場勤務だった。月に150時間の残業枠を労働組合に話をつけてあると言われた。実際はそこまで行くことはないが、休日出勤や朝夕の残業で疲弊した。おまけに、年配の交替勤の方も管理しないといけないで、あっという間にキャパオーバーになった。商品開発の結果も出せずすぐに退職した。

次は安定の公務員と思い、年齢制限ギリギリで国家公務員試験を受けた。Ⅰ種も受けたが、準備不足や心身の不調もあり不合格で、なんとかⅡ種合格。しかし採用されずあきらめかけていたところに地方大学から声がかかり採用された。ただ、独立行政法人化の流れで一年も経たないうちに雇用保険に加入することになった。配属先の図書館でノンビリ働くことができたが、ある日文部科学省に一年間の研修(出向のようなもの)として行ったが運のツキ。独特の人間関係でしんどくなくった。(もっとも国会待機はとんでもなく大変らしいが…)

地方大学に戻ったが、休職ののち結局退職した。公務員時代の名残りか、休職中もきつく言われることはなかったが、三年が経とうとする直前に呼ばれたときは覚悟し辞職届を持っていき、受理された。

当初は雇用保険加入を非公務員の証と思ったものだが、結果的には失業給付が出て良かったように思う。それだけではなく、最初は受け入れづらかったことに後で助けられたりすることが多々あり、「人間万事塞翁が馬」という故事成語が本当に腑に落ちるようになってきた。回り道をいっぱいしてきたけれど、自分なりの自分にしかできない人生に歩めており、それなりに満足できていると思う。