10年前の今頃、私は休職していました。時間が余ってしまい、今までしなかったテレビゲームでもしようかと思いました。中学生ぐらいまではファミコンをしてましたが、それ以降は遠ざかっていました。
まず、ニンテンドーDSを買いました。脳トレが、うつで衰えた脳機能を回復してくれるかなと安直に思ったからです。回復してくれたかどうかは不明ですが、DSは買って、損のないゲーム機でした。
次に、Nintendo64、Playstation2やWiiなどを中古で買って、結構遊んでました。
今は、就職して、ゲームする時間がなくなってしまったのが残念です。
ひきこもって、ひたすらテトリスDSの通信対戦していたこともありました。心がしんどい時期でした。ただ、ゲームをすることが、その当時は心の椅子の足だったのだと思います。将棋倶楽部24でオンライン対局していたのも心の椅子の足でした。
充分な太さではないものの、足として私を支えてくれました。苦しいけれど、ゲームをしているときは楽しかった。単なる現実逃避では?と思われるかもしれません。つらいときは、現実逃避をすべきなのかもしれません。働けない、休職中という事実とまともに向き合っては、ただでさえグラついた椅子が潰れてしまうでしょう。小さな足でいいので、それで助けてもらう時期が必要でした。
水面下で、椅子の再構築を行っていた時期なのだと思います。