心の椅子

精神的支えのことを「心の椅子」と呼んでいます。思わぬ体調不良の予防に役立つと思い、このブログを立ち上げました。

2024-01-01から1年間の記事一覧

人生万事塞翁が馬

2011年は自分にとって運命が大きく動いた大きな年だった。休職退職し実家に戻り療養したいたものの、うつ病に苦しんでいた。そのときはあまり気づかなかったが、自分の家族は機能不全家族でとてもストレスの大きなものだった。そこに居ては、休養もままなな…

川柳

ある会で、短歌や川柳をシェアしたときに出したものです。「メモしても 数歩歩けば すぐ忘れ」 「誰だっけ 引きつる笑顔 誰だっけ」 「久しぶり 気づけばリアルは 初対面」

厳しい世界だからこそ

コロナ前からテレビをほとんど見ない生活になり、さらに去年DVDレコーダの自動録画サービスも終了となり、本格的にテレビから遠ざかっております。今日、たまたまTBSの「サンデーモンーニング」を観ました。4月から司会者交代になり、関口宏さんの最終回の…

大学職員として

大学では図書館職員の仕事をした。カウンターに立ち貸出返却配架の業務をした。留学生相手に簡単な英語で応対することもあった。心機一転また頑張ろうと思った。同期も寮に4-5人いて、一緒に遊びに行ったり、合コンに行ったこともあった。体調不良を起こして…

公務員試験

その後、実家に戻り、身分の安定した公務員試験を受けようと思い、公務員試験の学校に通った。化学系で国家Ⅰ種も受けようと思っていたのであれば、大手の学校に行けばよかったのだが、たまたま広告に載っていた学校にしてしまった。そこは技術職ではなく総合…

就職と終戦記念日

傷心の修論発表後ひきこもり生活をしていた。内定をもらっていた会社に行けるかどうかさえ自信がなかった。入社式に行き、片田舎の工場で一年間研修を受けることになった。研修とは言え、人手不足の現場の応援の意味合いもあった。 なんとか頑張って、やり直…

研究室時代

実験系の研究室に入った。研究機器には触ることなく、院試の勉強をしてくださいというスタンスだった。院試を受けない人にとっては、何の制約もないことになり、就職活動に専念する人もいれば、自分の道を探すという人もいた。私は就職する気にもなれなかっ…

K君のこと

大学では友達がほとんどできなかったのだが、囲碁部でK君というすごい友達と出会えたことは、私の人生の宝物になっている。高校は別のところだったが、一度高校の大会で会っていた。とにかく個性的な奴だった。『風の谷のナウシカ』のワンシーンをそっくり暗…

大学時代ー囲碁部編

入学して、囲碁部に入部した。高校も囲碁部だったので、自然ななりゆきだった。入学式後の茶話会に来ていた一つ上の先輩がちょうど囲碁部員だったので、そのまま入部となった。囲碁というゲームに夢中になっていたし、手狭な部室もそれはそれで親密な空間だ…

大学生活ー学問編

高校時代、歴史や地理や生物といった暗記科目は苦手だった。短期記憶力が弱くて、意味記憶に結びつかないと、あっという間に忘れてしまうのだ。試験前に一夜漬けしてなんとか対応するが、試験後にはすぐに忘れていく。また、面白みを今ひとつ感じられなかっ…

カテゴリー「人生の振り返り」の目次

時系列順には書いてこなかったカテゴリー「人生の振り返り」の記事に目次を付け、リンクを貼りました。 (小学校ー大学入学) heartfulchair.hatenablog.com (大学での不調ー就職) heartfulchair.hatenablog.com (休職時) heartfulchair.hatenablog.com …

【さみしさの研究18】深夜高速

高速道路のトンネルの暗い闇の中をずっと一人で走っているように感じる。 「ヘッドライトの光は手前しか灯さない」 手応えのない不確かな旅を続けている。自分の進んでいる道が正しいのか正しくないのか、目的地に近づいているのかどうかも見積もれず、パニ…

対話の文化まつり 2024

小畑さんの対話の文化まつり2024がウイングス京都であり、参加してきました。 14時からのプレイベントでは、トーキングサークル体験会がありました。 17時からは、泉鏡花賞受賞作家の寮美千子さんの奈良少年刑務所で講師をされたときの話を拝聴しました。寮…

山田太一ドラマ「今朝の秋」

2023年末に脚本家の山田太一が逝去され、「今朝の秋」というドラマが再放送となりました。 主人公の隆一(杉浦直樹)は、働き盛りの50代だが、ガンで余命僅かで病院に入院中。告知はされていませんが、男を作り家を出ていった母タキ(小料理屋をやっている)…

不注意

今冬初めての雪で寒いのにマフラーを忘れる。 やかんの空焚き、風呂のお湯張りの閉め忘れ、洗濯機は終わっているのに置きっぱなしをすることもある。 仕事も部屋を出た途端に忘れ物に気づく。会議を忘れることもある。 これを書いている最中に降りるべきバス…