心の椅子

精神的支えのことを「心の椅子」と呼んでいます。思わぬ体調不良の予防に役立つと思い、このブログを立ち上げました。

日記

川柳

ある会で、短歌や川柳をシェアしたときに出したものです。「メモしても 数歩歩けば すぐ忘れ」 「誰だっけ 引きつる笑顔 誰だっけ」 「久しぶり 気づけばリアルは 初対面」

厳しい世界だからこそ

コロナ前からテレビをほとんど見ない生活になり、さらに去年DVDレコーダの自動録画サービスも終了となり、本格的にテレビから遠ざかっております。今日、たまたまTBSの「サンデーモンーニング」を観ました。4月から司会者交代になり、関口宏さんの最終回の…

猫背と密

私はかなりの猫背で、知らずしらずの内に職場のキャスター付き椅子を後ろに押し出してしまう。背中に位置する同僚との椅子の間隔が狭くなって、他の同僚が通るのに苦労させてしまう。(職場が密なのがそもそもの問題なんですけどね(苦笑)) また、zoomして…

プラネテス PHASE.4「ロケットのある風景」

デブリ回収業の乗組員ユーリは20歳くらいの頃に、世界を放浪する旅をしていた。焚き火で、ネイティブ・アメリカンの老人に相談している。 「ですから ただ僕は ……道標が欲しいんです 北極星のような明確で疑いようのない 自分の位置を知りまっすぐ進んでいる…

仕事の危機と回復

4年目の精神科病院勤務の精神保健福祉士。専門学校では優等生で、模試や国試の成績も良かった。しかし入職すると、当然ながら教科書通りには行かなかった。対人緊張が強く、また初めてのことに適応するのが難しく、よく失敗した。それでもただガムシャラに…

うつ病と付き合う

去年の11月あたりからプライベードでの悩みから調子を崩した。なんとか復調して年越ししたら、今度は仕事の悩みから調子を崩した。同期と比べて劣ると感じた。それが耐えられなかった。帰宅すると、お酒を飲んでひたすら寝ていた。朝起きるのが辛くて、本当…

書くのが下手

私は書くのが下手だ。書ける人がうらやましい。スキルや能力の問題もあるが、書くときの迷いが半端ない。これでいいのかといつも疑心暗鬼になり、テーマをしぼれないし、先へ進めない。スタミナも無い。結局耐えられなくて、書くことをやめてしまう。 自分の…

後輩の存在

公私なかなかうまくいかず、加えてコロナのために対人交流も自然減っていて、なんだか家で時間を持て余しています。特に休日の朝にうつっぽい気分に襲われ、いい一日を過ごしづらくなっています。夜にアルコールを飲むことも多くなっています。飲酒も適度で…

高校の友人の父に会いに行った話

人との出会いはとても不思議なのもので、ふとした出会いがとても大きいつながりになったりする。でも、つなごうという意思がなければすぐに切れてしまうものでもある。 ある時、高校の友人O君たち3人と飲んでいたとき、O君から文章を見てほしいと手渡された…

ビッグヒストリー

昨日は、高校時代の友人・・・、というか、ご一家を訪問して、歓待してもらいました。 友人と飲む時、彼の父が書いた「宇宙138億年の物語」という8ページの文章を持ってきたのです。まだ幼い孫娘(友人にとっては、お姉さんの娘)が、将来13歳になったときに…

「生きづらいでしたか?」イベント感想

昨晩、「生きづらいでしたか?」という当事者研究のコミックエッセイを出された細川貂々さんのトークイベントに行ってきました。 そーねの一ノ瀬さん、僧侶の釈先生の三人でトークされ、編集者の方が司会されていました。 よそ行きの言葉でない地に足のつい…

「アンダーカレント」の感想

大学生からの付き合いで結婚し、婿養子として妻の実家が営む銭湯の仕事をする夫。幸せな夫婦と周囲から思われ、妻もそうだと感じていたが、組合の旅行先で夫は蒸発。呆然と過ごす妻に、釜炊きの男がやってくるというのがあらすじだ。登場人物一人一人の言葉…

オープン/クローズ問題と弁護士の見解

今年1月のバリバラ「生活笑百科」で、障害者就労のオープン・クローズ問題が取り上げられた。 障害をクローズにして働いていたが、1ヶ月を過ぎた頃から体調を崩し、早退が増えていった。そんな時、上司から「あなたはクビです」と、いきなりの解雇宣告された…

支援者当事者研究

今日は、大阪土居駅近くの支援者当事者研究に行って参りました。北海道浦河町の方、静岡の方などともzoomで繋がりながら進行されました。 その会は8回目になるのだそうですが、今回はじめて、お約束が3つ書かれた紙が配られました。 その中に、「ひとりひと…

u&i「ひとりになっちゃうかも…?」

番組では明示していないが、発達障害の疑いのある級友を心配する女の子が主人公。 最後の方で、「自分の取扱説明書」を書いて、みんなに知ってもらうという話に。よくあるけれど、特性を他人に見せることを強要することにならなければいいがと私は複雑な思い…

入職して早一年

入職して早一年。思うように仕事がこなせず、注意を受けることもしばしばで、精神保健福祉士の理想と現実の間で悩む。 でも、風邪以外で体調不良の有休行使はなかったので、ひとまず出勤を続けられるだけでもホメて良いような気がしてきた。

失敗する権利

今日、障害者就労のシンポジウムに行き、「こころの元気+」2018年6月号を頂きました。 特集は自己決定、その中に自己決定の失敗談があり、以下のように書かれている。 「失敗する権利もありますし、自己決定は大切です。」と。 全くその通りだと思う。私がJ…

「居るのはつらいよ」

博士課程を出た臨床心理士の沖縄の精神科デイケアでの悪戦苦闘記。ほろ苦い青春小説と思いきや最終章では思わぬ展開に。 癒やす場が傷つける場にもなりうる。入れ替わりの激しい支援者で成り立つデイケアで本当にいいのか? 所々でちゃんと手綱を締めて、ケ…

今年の支援者としての目標

今年の支援者としての目標は、「無責任を試みる」です。責任感を持った瞬間、支援がつまらなくなると思うのです。責任に縛られるのではなく、完全な無責任でもない第三の道を探したいと思います。

当事者研究と政治

先日の某所の当事者研究では、当事者研究から何かムーブメントを起こしたいという主宰者の発言から、そのためには当事者研究のバリエーションを増やしてみてはということになり、政治の話が取り上げられた。選挙、借金問題、沖縄問題といった話が出た。ムー…

高齢者のリカバリー?

今、認知症高齢者が多い病棟で相談員の仕事をしている。入職して8ヶ月目だが、勝手が分からないまま退院支援をすることになり困惑した。その人を知ろうにも電カル等をじっくり読む時間がない。とうとう、病棟課長から嫌味を言われ、泣きそうになり、部署外…

宝石領域2

私の心の中に、腐らない宝石のような領域があるように思う。そこがダメージを受けない限り、なんとかやれそうに思う。何故、そのような領域を持てたかと言うと、リアルよりもフィクションに起因するようだ。現実の私の家庭はボロボロだったが、フィクション…

罰ゲームから対話ゲームへ

当事者研究の場で、自分の家族をRPGにたとえて発表するシリーズをしていた。小ボス、大ボス、村人A、不肖私が勇者を務めるRPGだ。スタート地点の実家からバトルが始まり、レベル1の私はあっけなく倒れ、使命を与えるはずの王様の住む城にすらたどり着くこと…

ダイアローグ

ある日、昼休みから帰ってくると、職場の先輩からのダイアローグの資料2点がおいてあった。 今ダイアローグにとても興味があるというわけではないが、学ぶべき技法の一つだと思っている。魅力として、フラットな関係の中で支援をするということがある。 私は…

くるみと宝石領域

心が落ち込んでしまったどん底の時にこそ、心に染みる歌がある。 沢山有るけれど、一つ挙げるとすると、私の場合はMr.chiledrenの「くるみ」になる。PVがとにかく素晴らしい出来なのだ。 公式設定はわかないけれど、自分の感じた解釈を書いてみる。 中年の4…

人間関係って、難しいですね

人間関係では悩むことばかりだったが、今は少し楽になれたような気がする。 ○職場で嫌われている人との付き合い方 以前の職場で、私の教育係だったAから、「上司Bは嫌われている」と言われ、それを真に受けて、100%Bを嫌いになって、とてもしんどくなったこ…

あめさんのブログ紹介

あめのよるじかん https://ameblo.jp/lumimarjaff/ という素晴らしいブログを紹介させて頂きます。 あめさんは、ツイッターで知り合った方です。双極性障害を患うというつらい状況の中、頑張って前向きに正社員としてお仕事をされておられます。私も見習って…

不惑

精神保健福祉士の国家資格を取るべく、朝は働き、夜は専門学校で学んでいます。今夜は、勉強中、泣きそうになってしまいました。悲しいのではなくうれしかったのです。こんなに順調に事が進むとは、自分も周りも思っていなかったからです。職場の方は、理解…

人生の渋滞

今、割りと、心を楽にできています でも、それまでは苦難の道のりでした 医者と反りが合わない 薬が合わない デイケアに行っても、意義を感じない デイケアに行けなくなる 朝起きられなくなる 夜更かししてしまう 中途覚醒に悩む 対人関係がうまくいかない …

障害者と健常者の境目

障害者と健常者の境目って何でしょうか? 乙武さんのように障害者であっても、バリバリ社会進出されている方もいます。 健常者であっても、中にはマイナスの特性もあります。 私は、障害者と健常者の境目を曖昧にしていきたいなと思っています。 変な話かも…