心の椅子

精神的支えのことを「心の椅子」と呼んでいます。思わぬ体調不良の予防に役立つと思い、このブログを立ち上げました。

書くのが下手

私は書くのが下手だ。書ける人がうらやましい。スキルや能力の問題もあるが、書くときの迷いが半端ない。これでいいのかといつも疑心暗鬼になり、テーマをしぼれないし、先へ進めない。スタミナも無い。結局耐えられなくて、書くことをやめてしまう。
自分の興味をしぼりきれず、蛇行しながら生きてきた。大学では数学や化学を学んだが、理解は乏しく、出来の悪い学生だった。ただ、安部公房や哲学へも興味があり、理系文系に囚われない関心を持っていた。立花隆のようなジェネラリストの著作も好んだ。現在は、精神科ソーシャルワーカーの仕事をしている。ソーシャルワークは、何かに特化すると言うよりも、ジェネラルな学問領域と感じていて、自分には合っていると思っている。
先日、某所で上記のようなを話してみた。主宰者にとっては、学びと回復は同じなのだと言う。既知の世界から一歩踏み出し、外界へ行こうとする姿勢が大切である。ただし、学び=回復は自分の意思でどうこうなるというわけはなく、自律的なものであると強調されていた。
まずは求めてみようと思う。行き先がどこになるかは分からないが、歩み続けることでしから分からない何かがあるような気がするのだ。その後で、自生する植物のツタのように、自律的な成長があればいいなと思う。