2019-03-06 「居るのはつらいよ」 日記 博士課程を出た臨床心理士の沖縄の精神科デイケアでの悪戦苦闘記。ほろ苦い青春小説と思いきや最終章では思わぬ展開に。 癒やす場が傷つける場にもなりうる。入れ替わりの激しい支援者で成り立つデイケアで本当にいいのか? 所々でちゃんと手綱を締めて、ケア論やセラピー論の深い考察もあります。 読ませる構成で一気に読めました。おすすめできる一冊でした。