心の椅子

精神的支えのことを「心の椅子」と呼んでいます。思わぬ体調不良の予防に役立つと思い、このブログを立ち上げました。

人生の渋滞

今、割りと、心を楽にできています

でも、それまでは苦難の道のりでした

医者と反りが合わない

薬が合わない

デイケアに行っても、意義を感じない

デイケアに行けなくなる

朝起きられなくなる

夜更かししてしまう

中途覚醒に悩む

対人関係がうまくいかない

復職したい

退職したが、再就職したい

家族に腹立つ

姉のワガママにも腹が立つ、それを助長する母にも腹が立つ

ざっと書くだけでも、いろいろありました

AがBの原因なのか?

BがAの原因なのか?

因果関係も整理できません

時間は過ぎていきました

退職して、3年ぐらいたったときでしょうか、主治医が変わりました

診断名も変わり、薬も変わり、仕切り直しになりました

就労移行支援事業所のほうも、50%の出席率でしたが、行けたら、苦手な箱折りをしました

一度、ある大学図書館での実習の話があり、そこの方とお話をしたことがあります。

残念ながら、話は流れてしまいました。

でも、あるとき、今の職場の実習をもちかけてくれた人がいました

食らいついているうちに、なんとかなるということもあると思います

家族問題も摩擦が大きくて、一旦グループホームに行って、離れました。

実家に戻り、家族問題は、障害者の相談支援センターでお話を聞いてもらっています。

自分が心がけているのは、「苦労から解放される」のではなく、「苦労を取り戻す」ことです。

苦境に立つ自分、情けない自分をひっくるめて、受け入れる。

そういうことが出来たとき、壁に風穴を開けられた気がします。

もちろん、心がツラいときに実践するのは、生易しいものではありません。

自分がそう言えるのは、大分良くなってきてからです。

病状も薬が合ってきました。気分が安定してきたのが自覚できました。

睡眠薬の新薬を紹介してもらってから、中途覚醒が少なくなりました。

中途覚醒しても活動しないようにコントロールできるようになりました

家族問題も、自分の立ち位置が分かってきた感じです。

就労の方向性も自分で考えたことなら、周りは尊重してくれることが分かりました。

対人関係も落ち着いて構築できるようになりました。

プライベートも段々充実してきました

人生で、すごい渋滞に捕まってしまいましたが、それをモラトリアムと捉え、

諦めずに、気持ちを切らさずに、なんとか進んでいけば、いつか渋滞は終わる

終われば、拍子抜けするくらい、軽やかに動けることもあります

私からのアドバイスは、渋滞に捕まっている自分も自分と認め、苦労を丸投げせず、

自分のものとするということです。

すぐには出来ないことです。

でも、記憶の片隅に置いてください。