ある日、昼休みから帰ってくると、職場の先輩からのダイアローグの資料2点がおいてあった。
今ダイアローグにとても興味があるというわけではないが、学ぶべき技法の一つだと思っている。魅力として、フラットな関係の中で支援をするということがある。
私は、(うまくいかない私の)家族を密室というイメージで捉える。Aと話し合って決めたことも、AがBとこっそり話して覆してしまうということがよくある。なかなか有効な手立ては少ないが、AもBもいる席で話して決めるようにしたところ、覆しは少なくなったように思う。
そのときはオープンダイアローグを意識したわけではないが、それに近いことをしたと思う。
それによって、家族の中の上下関係を少しはフラットにして、風通しをよくすることができたようにも思う。もちろん、すべて解決というわけではないが。
私がダイアローグに期待するのは、家族という密室に風穴を開けることなのです。