当事者研究では、苦労は決してネガティブなものではなく、自分をよく知り研究を進めるための重要なヒントになります。
ある当事者研究の場で、「そもそも、苦労ってなんだろう?」という一人の参加者の問いかけから、「手放したつもりがいつのまにか戻ってくるよね」という話になりました。私が「それって、まるでヨーヨーみたいですね」というと、「そうそう」という感じで同意してくれて、とても盛り上がりました。
私自身、公私双方で苦労を抱えています。手放そうとしたり、解決しようとしてみるものの、やはりいつの間にか戻ってきます。奮闘するときほど疲弊します。
やるだけやって、ヨーヨーが戻ってきたら、また苦労をしていきましょう。いつか、苦労というヨーヨーとうまく付き合える日がくるかもしれません。