今朝のニュースで、トランプ大統領の就任式が取り上げられていました。
その中で、トランプ大統領が「それは、国は国民に奉仕するために存在しているということです。」と言ったのを、故ケネディ元大統領の「国があなたのために何をしてくれるのかを問うのではなく、あなたが国のために何を成すことができるのかを問うて欲しい。」とは真逆だと、大学の先生が解説されていました。
なるほど。国民が国家と関わるのは普通受動的と思われがちですが、能動的な関わり方があると、故ケネディ大統領は言いたかったのではないでしょうか?(トランプ大統領の言明は、その意味では古い考え方なのかもしれません。)
これと、同じことが障害者と社会の関係でも言えると思います。
実は、ある身体障害者の方が、「今までは、社会が障害者に何をしてくれるかだけが問われてきたが、これからは障害者が社会に何ができるか問われることになるのではないか?」ということを仰ってました。
障害者が社会を変えるためには、まず自分が何をできるか、どういう役割を担っていけるか、その話抜きにはできないのだと思います。