心の椅子

精神的支えのことを「心の椅子」と呼んでいます。思わぬ体調不良の予防に役立つと思い、このブログを立ち上げました。

高木医師の話ー「こころの時代」

 
「こころの時代」の高木医師の話、とても良かったです。
精神科病院に入院すれば三食出て不自由もない。だけれども、苦労することもなくなる。地域で生活することによって、いろんな苦労も生じるが、その人の生きがいにつながると思う。
→ 当事者研究で言うところの「苦労の取り戻し」そのものだなあと思いました。
統合失調症の育子さんが、疾患を抱えながらも地域で生活する様子が映っていました。重いときは、心を開くことはなかったそうですが、今ではちゃんと生活されています。
父母が入院したあとも、ヘルパーの支援を受けながら生活されていました。ピアノを弾く様子を見て、ほっこりしました。
偶然によって、良い方向に導かれることがある。でも、偶然を待っているだけではダメ。偶然が起きたときに、次に少しでも同じことにつなげるような見極めの力が必要。
「偶然を集めたところで縁を作って、その縁によってより良き結果をもたらす。そういう力をためていきたい」
という高木医師の言葉で結ばれていました。
 
以下の記事で、文字起こしされています。