1.自分のことをケースにした事例検討
普通事例検討は被支援者について行いますが、当事者研究では自分で自分を事例検討します。そこで紡ぎ出される言葉は、当事者ならではのリアリティがあります。
2.行き先不明の旅
生きづらさを自己病名として名付けますが、それはあくまで出発点の設定に過ぎません。当事者研究の時間は、仲間とともに行き先不明の旅に出るようなものではないかと思います。
3.終わりが始まり
会の終わりのときに結論を出す必要はありません。まとめる必要もありません。なんとなく形が見えるようなときに終わり、それが次の何かの始まりなのではないかと思います。
これが僕なりの当事者研究の研究なのかもしれません。