さみしさを感じ考えるとき、ASKAの『草原にソファを置いて』という歌(アルバム『One』所収)を思い出しました。
CHAGE and ASKAの都会的でおしゃれなラブソングもいいですが、ASKAソロの場合は、こういった孤独な人間の歌があります。
「結局一番遠かったのは自分の心さ
途方に暮れて立ち止まっても認めない
空色の草原に 僕はソファを置いて
いろんな道順のパズルを組み替えて遊びたい
僕はときどき寂しかったけど
ああ 大人になるともっともっと寂しかった」
「大人になると~」の部分に特に共感しました。寂しく感じても、素直にそう言えない(≒自分の心を遠ざけること)から、余計に寂しさを感じるのではないかと思いました。
だからなのかもしれません。私のさみしさの研究は、大人の私が「さみしい」というところから始まるのです。