某所で話し合って考えを深めることができたことがあり、それは今年最大の収穫のように思う。
「成長」や「回復」などと名付けられる大きな人生の変化に遭遇するときがある。そのような僥倖は、自律的、相互的、動的に起こるものだと思う。
変わろう、変わらねばと意識してどうにかなるものじゃない。意識することは大事だけれど、残念ながらそれではまだダメなんだ。
自分の意図を超えて、いつの間にか動き出し、それは他者や環境をも変える過程でも有る。相互作用を起こし合いながら、不可逆的な過程を経て、真の変化が訪れる。
繰り返しになるが、自分の意識のレベルで留まっている限りは、変化は訪れない。他者と交わり、また己の身体の声を聞くことから始まる。
大きすぎても小さすぎてもいけない。手触りの感覚や皮膚感覚といった実感が灯火になる。
今の自分には変化の予感が有り、なんだか入り口近くまでに来ている感覚がする。