今日は、午前十時の映画祭で『レナードの朝』という映画を観てきました。
神経の難病で何十年も無反応で過ごしてきた患者(ロバート・デ・ニーロ)が、新任の医師(ロビン・ウィリアムズ)によるケアと新薬によって、立ち上がったり話せるようになったりと劇的に回復します。音楽を楽しみ、外出もできるようになります。
しかし、副作用のために、痙攣が起こり、やがてまた以前のような状態に戻っていきます。
回復の見込みがないと悟り、思いを寄せる女性に病院の食堂で別れを告げますが、女性が引き止め、踊ったことがないという男にその場でダンスを踊るシーンが泣けました。
午前十時の映画祭シリーズを見ていますが、今年だけでも『ディア・ハンター』『レイジング・ブル』『ゴッドファーザーⅡ』、去年も『未来世紀ブラジル』があり、デニーロ出演率が高い(笑)と思いました。本当にそれぞれの作品で、役に入り込む(当たり前といえば当たり前なのでしょうが)姿勢がいいですね。